9月末～10月に着工する2現場。

福田の戸建てリノベーションと
皆賀の戸建てリノベーション。

2物件とも土間を大きく広げたり、
減築や増築があったりと
大変規模の大きな工事になります。
戸建ての大規模な工事の場合は
柱の移設や柱撤去後の梁補強などが絡むため、
構造的な部分を慎重に検討しなければならず、
現状の把握がとっても大切なのです。

というわけで先日は担当の大工さんと一緒に現場へ。

↑部分的に解体し、現状の構造材の状況をチェックします。

↑このように横架材同士が交差する部分は
大きな荷重がかかる部分です。
既存は柱が無く二階の床には傾きが生じていました。
今回のリノベーションではこちらにも
柱の追加を計画しています。
また、耐力壁と言われる筋交いも追加し
より安心な構造計画を行います。

こちらは既存の基礎の配置調査を行っているところです。
耐力壁の下には地面に力を伝える”基礎”の存在が必要です。
むやみに耐力壁を増やすだけではなく、
【耐力壁にうまく伝わった力をどう地面まで伝えるのか】
という部分において、基礎や土台の配置の確認も
非常に重要なポイントです！

今回の現地調査で不安要素もしっかりとクリアになりました！

あとは空間に現れてくる柱や筋交いを
どうデザインになじませるのか、、、
構造面とデザイン面のバランスは非常に難しいですが、
ここの難しさが戸建てリノベーションの
醍醐味だと考えています(＾＾)！

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