ブログ - 設計・コーディネート

2019.11.15 設計・コーディネート

マンションの床のこと

マンションでいつもネックになる床について、、、

マンションは戸建てと違い、

複数の世帯が一緒に共同で生活するための

管理規約が設けられています。

 

その中でネックになるのが床の遮音等級。

『上階からの衝撃音が下階でどの程度聞こえるか』の基準として

L等級というのが定められているケールがほとんどです。

一般的にはL45以上とされており、

使用できる床材や貼り方が限られています。

 

例えばコンクリートに直に貼る場合は

裏にふわふわとしたクッション材が付いた

こんなフローリングを選ばないといけなかったり、、、

ということがあります。

ただ、無垢フローリングを検討する場合には

クッション材が付いた商品は非常に少なく、

思うような見た目のものが無いのが現状です。

 

もともと床が上げられていて、

コンクリートとフローリングの間に

空間がある場合には

このように既存の床の上から

無垢フローリングを貼ることもできるのですが、

 

それが無い場合、

このように新しく床を上げて

遮音等級を確保するか、

このようなクッション材を

コンクリートと無垢フローリングの間に貼るか、、、

という選択肢になってきます、、、

これが非常に高いのです、、、

 

表面に見える見た目は同じでも

作業工程や材料費によって

費用に大きな差が生じる

マンションリノベーション。

 

既存床がどのような状況なのか、

マンションの管理規約はどのようなものなのか、

どのような材料を選ぶのかを

予算とのバランスを見ながら

慎重に検討することが大切です。

 

広島 リノベーション リフォーム 注文住宅 AccTree アクトリー

 

 

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