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2020.01.28 日々のこと

リノベーション 「取れない壁」

「リノベーション」の意味を調べると、リフォームに比べて大規模な建物の改修ということ。と出てきます。

「大規模な建物の改修」というと、壁を取り払って、ワンルームにしたり、キッチンの位置を変えたりなど、

間取りを自由に変えられるイメージがありますよね。

 

ですが、実際はマンションでも戸建てでも建物の構造によっては、「取れない壁」が存在してきます。

「取れない壁」は建物を安定させるための大事な壁。

物件探しの段階でどういう構造なのかを調べておくことで事前に「取れない壁」のある可能性を知ることができます。

(その他にもチェックしないといけないことも沢山あります、、、)

ただ、物件情報の間取りだけを見ただけでは分かりにくいことも多いです。

物件選びの段階で一緒にそのような点も確認しますので、ご検討されている方はお気軽にご相談ください。

 

「取れない壁」があることで理想の間取りにできない場合もありますし、

「取れない壁」を活かして、自分らしい間取りに工夫することもできます。

 

壁を活かして、繋がりのある素敵な空間にされた事例をご紹介します。

こちらのご自宅は戸建ての木造パネル工法で作られていました。

パネル工法は壁構造といって壁で構造をもたせているので、多くの壁が「取れない壁」になります。

青い壁が「取れない壁」です。

Before ↓

 

和室の部分がリビングへ、「取れない壁」の横の引戸は取り外し、キッチンとリビングに繋がりのある空間になりました。

キッチンで料理をしながら、リビングとの視線も通うようになっています。

↓After

壁で仕切られていることで、リビングとダイニングの雰囲気も変えられることもできます。

正直言われないと分からないくらい、もともとそのように計算された空間のように感じます。

制約があるからこそ、生まれるアイデアもあったりするので、

それがリノベーションの面白いところなのではないかなと思います。

 

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