2024.01.19
現場レポート
住み継ぐリノベーション②
さて、こちらは何だと思いますか?
「竹小舞」と言って、土壁の下地材のようなものです。
壁の仕上げというと壁紙が主流ですが、この頃の住宅は土壁が主流だったのでしょうか…
その名の通り、土を使用した左官仕上げの壁になるのですが、
解体風景がいつもと違い新鮮だったので見入ってしまいました。
壊しはじめはこんな感じ。金槌でたたくと反対面の壁から土が崩れ落ちてきました。
サンダーだったりバールだったり道具がどんどん出てきます。
どんどん壊します。土なので粉瘤が出ます。マスクは必須です!
(私はこのあと咳き込みました💦)
3人の大工さんが一気に壊していくので、現場のあちこちに土の塊が飛び交います。
みんなで声を掛け合いながら、なんだか楽しそうでした。
土壁の解体終了~
P.S. 休憩中にお施主様のお母さまが様子を見に来られました。
温かいコーヒーが冷え切った体に沁みました。いつもありがとうございます。
自称「建築オタク」の大工さんとお母さまが談笑していて、とても和やかな現場でした😊