2025.09.25
現場レポート
廿日市のマンションリノベーション―設計の為の解体―
廿日市のマンションリノベーション
設計の為の解体工事をしています。
排水の位置や高さやスラブの高さを測りながら、設計図面や施工図を作図進めています。
今回は置床を使用して、遮音性能を取る計画です。
下の画像は少し違いますが、置床の脚の上にパーティクルボード+捨て貼りをした後に無垢のフローリングを貼る計画です。
置床の脚の高さについては排水管の高さによって決まりますので、解体後に新規の配管経路と考慮して高さを決めていきます。
特に排水の高さについては、実際に解体してみないと分からない部分なんです。
戸建ての場合は床下にある程度の空間があるので、排水経路の計画にも柔軟に対応できることが多いのですが、マンションだとそうはいきません。
写真のようにコンクリートに埋まっていたり、床下の高さが戸建てほど確保できなかったりして、水まわりの移動がシビアになるケースもあります。
「現状どうなっているのか」と「こうしたい」という希望を照らし合わせて、今の段階でできる対応を考えていく――そこがリノベの難しくも面白いところですね。
最終打ち合わせももうすぐなので、図面も着々と仕上げていきます!
#マンションリノベーション#広島リノベーション#キッチン移動#排水経路