ストーリー

リノベーション

story 12

瀬戸内海を眺める2階リビング。

DATE

家族構成 ご夫婦+犬1匹
場所 広島市佐伯区
築年数 35年
構造 木造一戸建て
工事床面積 87㎡

PLAN

  • Before
  • After

VOICE お客様の声

風、光、そして美しい眺望。

家探しからアクトリーさんにお願いしていて、5-6件目でこの家が見つかりました。当時はまだ前の方が住んでいたのですが内覧することができて、すぐに決めました。
特に気に入っているのは2階の窓からの眺めです。瀬戸内海や宮島を眺めることができ、お友達を呼んだときも見晴らしのよさに驚かれます。
間取りで特にこだわったのは、寝室です。「壁に囲まれたベッドルームにしてください」と担当者の方にお願いしたのですが、主人は「そんな変な寝室、聞いたことないよ」と笑っていました。でも、ベッドの端から落ちることもないし、壁に囲まれている安心感が欲しくてお願いしたところ、木の壁に囲まれた寝室ができあがってきました(笑)。
動線もよく、寝室から洗面、クローゼット、土間、玄関へとつながり、気持ちよく支度ができます。

内と外のギャップが楽しいリノベーション。

2階は、広いリビングとキッチンで、料理を作りながら外が眺められるようキッチンは窓に面した壁付けにしました。2階の収納は、パントリーと棚、ソファの下部分がほとんどなのですが、充分納まっています。
1階にはウッドデッキと縁側があり、それは前の家のまま使っています。ペットを飼い始めたので、今は1階の予備室をペットの部屋にしています。
元は日本家屋だったので、梁や柱を活かしたり足したりしながら、独特の雰囲気をつくってもらっています。
私が「こうしたい」、と思うことをくみ取って形にしていただけたので、「こうすればよかった」と思う箇所はありません。しいて言えば、階段下にワンちゃん用のスペースをつくればよかったかな、と思っています。
1階リビング、2階リビング、両方とも提案していただきましたが、やはり2階リビングにして正解でした。照明を使わなくても陽ざしがあふれる、居心地のいいリビングになっています。(施主K様)

流行に流されることのない独特の雰囲気をまとった家へ。

1番最初のヒアリングでK様から見せていただいた写真が、緑が見える窓辺に猫のいる写真でした。「こんなタイルを貼りたい」「こんな間取りにしたい」など、外観やインテリアなどの写真を持ってこられるお客さまが多いので、とても意外でした。感じたのは、単に「おしゃれな家」ではなく「そこにいて心地よい空間」を求められているのだろうということです。そこで、K様らしさを活かした、流行りに惑わされない独特の空気感をまとった家を提案することにしました。見つかった家は、屋根や外壁をすでにリフォーム済みでしたので、その分内装のほうに予算をかけることができました。
家具や小物などはヴィンテージのものをご購入される予定とお伺いしておりましたので、室内に出てくる既存の柱などはなるべく既存のままの表情を残し、きれいになりすぎない内装計画としました。家具や小物が置かれたときのバランスを意識しながら、なるべく本物素材の質感が感じられる素材の選定を心掛けています。

1階はモルタル色のタイルと壁のラワン合板に現しの柱などサラッとした印象で仕上げながら、なつかしさと新しさがミックスされた雰囲気に、2階はこってりとした質感のヘキサゴンタイルやマットな塗装壁、縦格子の吹き抜け手摺など、奥様のお好みの海外らしさも取り入れています。
全体の印象を崩さないよう、照明計画は特に繊細に計画し、照度が特に必要のない箇所はできるだけダウンライトを避け、天井に異物が出ないフラットな印象にしました。選定した照明も華美にならず、素朴なものを選び、K様らしいコーディネートとなるようこだわりました。

BEFORE

その他のストーリー

まずはお気軽にご相談下さい

ACCESS
MUJI Renovation Club 一般社団法人 リノベーション協議会